『恋文の技術』

森見登美彦の「恋文の技術」が文庫化されたので積ん読しておいたのだが、今日読み終わった。結構この人の書く文章が好きで、過去何冊か読んできたのだが、その中で一番好きだな、と思った。 「夜は短し歩けよ乙女」から入って、これも結構気に入っているのだ…

「・・・・・絶句」読了

面白かった。なにより楽しかった。筆者は、登場人物が飛んだりはねたりアクティブなところが若い頃に書いたんだなぁと思う、というようなことをあとがきで書いていましたが、私は、物語を通してやり取りされる口論を読んで若いなぁと感じました。 理性と感情…

人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた

表紙に騙されてうっかり手に取ってしまいました。 しかし表紙に似合わずいい話でした。 ダメダメだったけど、頑張って色々困難を乗り越えて一流になるまで成長したよっ!という内容の自己啓発的な本なのですが、文章が上手で、わくわくしたり感動したり悲し…

阪急電車

「図書館戦争」の著者が最近出した小説です。 「図書館戦争」が気になっているのですが、なかなか文庫本ば出ないのでその欲求を満たすために「空の中」を昔読んでおり、世界観がほんわかしてて好きだなぁと思っていました。 だから、本屋さんで平積みされて…

"文学少女"シリーズの本編読了

"文学少女"シリーズの本編を読了しました。遠子先輩が愛しくて切なくなるようなラストでした。以下、ちと内容に触れてしまいます。 まだ読んでいない人で読むつもりのある人は先を読まない方がいいかも。“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)作者: 野…

“文学少女”と繋がれた愚者

ちょっと電車での移動が長かったのでうっかり3巻目を読み干してしまいました。 ちょっと読むペース早いかもと思ったのですが、今回はいつもと違う感じでよかったです。 心葉の心の問題は今回の件で少し解消され、全体のストーリーが進みました。 最後に、え…

”文学少女”と飢え渇く幽霊

2冊目。 うん。やっぱり面白いね。でも今回の題材は「嵐ヶ丘」で、私は読んだことないので少し残念でした。 でも読み終わった後は「嵐ヶ丘」いいかも。読んでみよっかな?なんて思っちゃいました。多分読まないけどw ちなみに最近常々思うのが、古典はやっ…

"文学少女"と死にたがりの道化

仕事があまりに忙しいと読書がすすむ。 普通に忙しいだけならそこまで進まないけど、あまりに忙しいと現実逃避で本に逃げる。 そしてだんだん本は軽くなっていく。 まあ前からずっと気になっていたので、読むべくして読んだという感じですけどね。 今週後半…

サマーウォーズ(小説)

まずいです。いきなりタイトルと関係ないですが、2週連続でジャンプを読み逃してしまいました。HUNTER×HUNTERは単行本を買ってるからいいのですが、バクマンとかジャンプでしか読んでないのに。 ついでにまずい傾向です。読んだ本の話ばかり続くのはよくな…

子どもの心のコーチング

会社の近くの本屋に平積みにされていて、立ち読みしたところすごく面白そうだったので買って読みました。とてもいい本だったのでここで少し紹介しておこうと思います。これから親になる人や、今親である人、子どもを相手にする仕事をしている人におすすめで…