孤高の人

僕は子どもの頃木登りが好きでした。
それに屋根の上に登るのも好きでしたし、室内でも、細い廊下の壁に足を挟んで天井まで登るのも好きでしたし、よくやっていました。

今でもやっぱり好きなんだなというのをこの前思い出したところだったのだけれど、子どもの頃にクライミングというものに出会ってしまっていたら、もしかしたら僕も違う世界にいたかもしれないな。。とちょっと思いました。
まあ、流石に文太郎みたいにはならなかったかなとは思うけど、でも一度はハマっていただろうな。

というのもあり、「真実の人間描写に圧倒されます」とか帯で言われていますが、僕は単純に、文太郎は次に何をしでかすのか?とワクワクしながら読んでいました。

漫画とか小説は、今の自分が通らなかった道を通った自分に思いを馳せることができ、その世界を疑似体験をさせて貰えるところがいいですよね。

孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックス)

孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックス)